最大8mの天井高と約2,000㎡の広さをもつ企画展示室、可動式の壁。ダイナミックな展示が可能なこの空間を活かし、私たちは、収益性だけにとらわれず、「本当に皆さまに届ける意義があると思える展覧会」を信念をもって企画してきました。
しかし、その企画展の多くは、基本の予算に加え、展覧会ごとに資金を獲得することで質の高さや独自性を実現しているものです。昨今の光熱費や資材・物価の高騰なども追い打ちとなり、国立新美術館として皆さまに届けたい展示を形にするためには絶対的に予算が足りないケースも増えてきています。これからの美術館経営のあり方を考えていく中で、今回のクラウドファンディングは大きな契機になります。
ご賛同いただけましたら、ご支援をどうかよろしくお願いいたします。(外部リンクが開きます。)
さまざまな芸術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館
・全国的な活動を行っている美術団体等に発表の場を提供します。
・さまざまな分野における新しい表現を紹介し、同時代の芸術の振興に努めます。
・現代にふさわしいテーマや知見に基づいて、さまざまな時代や地域の美術を紹介します。
・調査研究の成果を、多様な展示活動を通じて、分かりやすく普及していくことに努めます。
写真:「こいのぼりなう! 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一によるインスタレーション」展示風景 2018年 国立新美術館
撮影:加藤 健
情報や資料の収集・公開を通じて人と芸術をつなぐ美術館
・国内の展覧会に関する情報を収集し提供します。
・戦後の国内の展覧会カタログを網羅的に収集し公開します。
・日本の近代以降の美術に関するさまざまな資料を収集し公開します。
参加し交流し創造する美術館
・展覧会にあわせた講演会やシンポジウム、ギャラリートークを実施します。
・作家トークやワークショップにより、アートを楽しみ、アートについて語りあうための場を提供します。
・インターンシップやボランティア・プログラムをとおして、美術館における実践的な活動の場を提供します。