国立新美術館は、芸術を介した相互理解と共生の視点に立った新しい文化の創造に寄与することを使命に、2007年、独立行政法人国立美術館に属する5番目の施設として開館しました。以来、コレクションを持たない代わりに、人々がさまざまな芸術表現を体験し、学び、多様な価値観を認め合うことができるアートセンターとして活動しています。具体的には、国内最大級の展示スペース(14,000m2)を生かした多彩な展覧会の開催や、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、さまざまな教育普及プログラムの実施に取り組んでいます。

館長メッセージ逢坂 恵理子 (おおさか・えりこ)

国立新美術館は、ダイナミックな展示を可能とするギャラリーの特徴を生かし、2007年の開館以来、100展を超える企画展と1000展を超える公募団体展を開催し、3400万人を上回る方々にご来館いただいています。 
2022年から開始した若手アーティストの小さな展示「NACT View」や、地道な継続が光るアーカイブ活動なども含め、当館の多彩な事業を通して、ひとりひとりが芸術表現を体験し、学び考え、多様な価値観を認め合い、ひいては平和維持にも貢献できるよう努めてまいります。
国立新美術館の更なる活動の充実のために、皆様のご支援をお願い申し上げます。

国立新美術館|時代を映す、挑戦的でダイナミックな展示をこれからも

最大8mの天井高と約2,000㎡の広さをもつ企画展示室、可動式の壁。ダイナミックな展示が可能なこの空間を活かし、私たちは、収益性だけにとらわれず、「本当に皆さまに届ける意義があると思える展覧会」を信念をもって企画してきました。
しかし、その企画展の多くは、基本の予算に加え、展覧会ごとに資金を獲得することで質の高さや独自性を実現しているものです。昨今の光熱費や資材・物価の高騰なども追い打ちとなり、国立新美術館として皆さまに届けたい展示を形にするためには絶対的に予算が足りないケースも増えてきています。これからの美術館経営のあり方を考えていく中で、今回のクラウドファンディングは大きな契機になります。
ご賛同いただけましたら、ご支援をどうかよろしくお願いいたします。(外部リンクが開きます。)

展覧会事業

さまざまな芸術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館
・全国的な活動を行っている美術団体等に発表の場を提供します。
・さまざまな分野における新しい表現を紹介し、同時代の芸術の振興に努めます。
・現代にふさわしいテーマや知見に基づいて、さまざまな時代や地域の美術を紹介します。
・調査研究の成果を、多様な展示活動を通じて、分かりやすく普及していくことに努めます。

写真:「こいのぼりなう! 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一によるインスタレーション」展示風景 2018年 国立新美術館
撮影:加藤 健

 

情報資料収集・提供事業

情報や資料の収集・公開を通じて人と芸術をつなぐ美術館
・国内の展覧会に関する情報を収集し提供します。
・戦後の国内の展覧会カタログを網羅的に収集し公開します。
・日本の近代以降の美術に関するさまざまな資料を収集し公開します。

教育普及事業

参加し交流し創造する美術館
・展覧会にあわせた講演会やシンポジウム、ギャラリートークを実施します。
・作家トークやワークショップにより、アートを楽しみ、アートについて語りあうための場を提供します。
・インターンシップやボランティア・プログラムをとおして、美術館における実践的な活動の場を提供します。

 

国立新美術館への寄附
寄附金額 1,000 円/口
口数

国立美術館オリジナルグッズプレゼント

オンラインまたは郵便局・ゆうちょ銀行(窓口・ATM)でご寄附をいただいた方には、
国立美術館の建物イラスト入りの寄附限定オリジナルグッズをプレゼントいたします。
10口(10,000円)以上で付箋セットを、20口(20,000円)以上でサコッシュ(25cm×33cm)を、50口(50,000円)以上でボトル(水筒)をプレゼント!
美術館へのお出かけにも使える、お役立ちグッズです!