教育普及

教育普及

国立美術館では、子どもから大人まですべての方を対象に、ギャラリートークやワークショップ、イベント、講演会、アーティストトークなど、様々な活動を行っています。また家族で楽しめるプログラムなども用意しています。学校教育との連携にも力を入れ、学校団体を迎えたり、教員研修を行ったりしています。また、国立美術館全体が協働して、全国の教員や学芸員に向けた鑑賞教育研修を開催したり、学校教材「アートカード」を運用したりしています。

このページでは、各館の活動を紹介します。
東京国立近代美術館

東京国立近代美術館

美術館により親しんでいただくために、展覧会にあわせた講演会やギャラリートークの開催、鑑賞ツールの開発に取り組んでいます。近年では対話鑑賞のオンライン化やオンラインコンテンツの公開による鑑賞機会の拡充、また子ども・ファミリーからビジネスパーソンや訪日外国人向けまで、多様な利用者層へ向けたプログラムを展開しています。
国立工芸館(東京国立近代美術館)

国立工芸館(東京国立近代美術館)

会場内での鑑賞のパートナーには多言語読み上げ可能なデジタル解説。またご来場前のウォーミングアップやご帰宅後の振り返りには少人数で会話しながら読み解く「工芸トークオンライン」など、さまざまな鑑賞機会をご用意いたしました。 ワークショップスタイルの体験・参加プログラムもオンライン・対面スタイルともに企画しており、皆さまと工芸とのさまざまな出会いの機会をご提供してまいります。

写真:ワークショップ(ピカ☆ボコバッジ)
京都国立近代美術館

京都国立近代美術館

特別展・企画展等のテーマにあわせた講演会等を各会期中に1~2回開催しております。また、学習支援プログラムとして児童生徒や親子を対象とした鑑賞への支援のための活動や、教育普及事業の実践にあたる人材の育成や、地域における学校と美術館の連携を目的として、京都市教育委員会等との共催による図画工作科・美術科夏季連携講座等を開催しています。
さらには、ユニバーサルな鑑賞プログラムとして、手で触れたり音を聴くなどさまざまな感覚を用いて作品を体験したり、参加者同士が対話したりしながら鑑賞を深めるなど、「目で見る」ことだけにとらわれない美術鑑賞プログラムを随時行っています。
他にも、ナショナルセンターとしての美術館活動全体の活性化に寄与することを目的とし、キュレトリアル・インターンシップ実習生の受入れを行っています。
国立西洋美術館

国立西洋美術館

子どもから大人までのあらゆる方々に向けて、美術・美術館に親しみ、学びを深め、楽しんでいただくための多くのプログラムを開催しています。学校教育と連携した「スクール・ギャラリートーク」や「先生のための鑑賞プログラム」、家族で親しむ「どようびじゅつ」、週末の「美術トーク」・「建築ツアー」、当館の研究員や国内外の専門家を招いての講演会やシンポジウムなどを実施するほか、小中学生を対象としたセルフ・ガイド、「ジュニア・パスポート」や「アクティビティブック」などの配布も行っています。
各部門でのインターン生受け入れだけでなく、いくつかのプログラムにおいてはボランティア・スタッフと協働することで、さらに開かれた美術館を目指し、さまざまな生涯学習に寄与すべく活動を展開しています。
国立国際美術館

国立国際美術館

国立国際美術館では、0歳児から美術や美術館に親しめる活動を展開しています。
より多くの方のニーズに応えられるように、展覧会にあわせた講演会、アーティスト・トーク、シンポジウムから、学校団体と連携したスクール・プログラム、0歳から参加できる美術館体験プログラム、現代美術作家など美術に関連するさまざまな専門家を講師とするワークショップ、だれでもが参加できるユニバーサルプログラムなどを今後も発信していきます。近年では、各種プログラムのオンライン配信により、来館が難しい方が自宅で美術館のプログラムに参加できるようにするなど、より幅広い層の方と美術館がつながることができるバリアフリーな活動に積極的に取り組んでいます。
国立新美術館

国立新美術館

国立新美術館は「参加し交流し創造する美術館」をテーマに、講演会やワークショップなど、鑑賞体験の充実や、アートの本質に触れる多様なプログラムを実施しています。中でも、様々なアートの分野から講師を招いて開催しているアーティスト・ワークショップは、国立新美術館ならではの企画です。また、美術館の建物の魅力をより多くの方に知っていただくために、建築の特徴や機能について紹介する建築ツアーも開催しています。
国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブ

企画上映や教育普及企画にあわせたトークイベントや講演会、シンポジウムを開催しています。展覧会では、企画展ごとのトークイベントや、研究員が常設展を解説するギャラリートークなど、鑑賞作品や文化への理解を深める機会を多数提供しています。幼児から中学生には、研究員の解説や弁士の公演等も交えて大スクリーンで映画の楽しさや素晴らしさに触れる「こども映画館」を毎夏楽しんでいただいています。また、国内唯一の国立映画専門機関として、所蔵作品を活用した大学の授業やインターンシップ、博物館実習の受け入れなど、毎年多くの学生・院生に、映画と映画文化に対する専門的な学習プログラムをご利用いただいています。
国立アートリサーチセンター

国立アートリサーチセンター

国立アートリサーチセンターでは、子どもや学校だけでなく、大人や高齢者、障害がある方など、さまざまな方を対象にしたラーニング事業に関する研究・開発や情報発信に取り組むとともに、美術館へのアクセシビリティを高める事業を推進しています。
例えば、だれもがアートに出会い新しい価値や可能性を見出すことができるよう、現代の社会に求められる新しいプログラムや教材の研究開発に取り組み、情報の提供を行っています。また、教員や学芸員のための鑑賞教育研修や、アートと医療・福祉等が連携した事業の企画立案、シンポジウムやオンラインレクチャーの開催など、国内外の事例等を調査し、重要な視点や課題を明らかにしながら、日本の美術館全体に資する活動を行っています。

写真:「Social Story はじめて美術館にいきます。」
発達障害の方をはじめ、美術館にはじめて訪問する方、利用することに不安を感じる方などに向けて、法人各館の案内冊子を作成し、普及を推進しています。
教育普及への寄附
寄附金額 1,000 円/口
美術館
口数

国立美術館オリジナルグッズプレゼント

オンラインまたは郵便局・ゆうちょ銀行(窓口・ATM)でご寄附をいただいた方には、
国立美術館の建物イラスト入りの寄附限定オリジナルグッズをプレゼントいたします。
10口(10,000円)以上で付箋セットを、20口(20,000円)以上でサコッシュ(25cm×33cm)を、50口(50,000円)以上でボトル(水筒)をプレゼント!
美術館へのお出かけにも使える、お役立ちグッズです!